理解できない夫や妻のホンネがわかるとっておきの方法

過去のブログ

みなさん
ご夫婦で自宅にいる時間、
どのように過ごされてますか?

「うん!おしゃべり、楽しいよ〜」
「毎日、笑いが絶えないよ〜」

などというご夫妻よりも

「最近妻と、会話らしい会話をしていない」
「話をしたくても、共通の話題がない」
「夫が何考えているのか、よくわからない」

などというご夫妻、
結構多いような気がします。

今でこそ、
仲良しカップルと言われるわたし達ですが
(時には泥団子を投げ合うけど!笑)

実は過去にはやっぱり
夫婦会話レスな時代が、あったんです。

でもあることをきっかけに
夫婦の会話が楽しくなって
笑顔で過ごせる方法に
気づくことができました。

今回は、そのことについて
お話ししてみようと
思います。

ご興味があれば、
どうぞ最後まで
お読みください。

暗かった新婚生活

今から33年前
わたし達の新婚生活は
香港で始まりました。

レストランやカフェやブティックや百貨店や市場や屋台が
もう、想像を絶するレベルでゴチャゴチャと
立ち並んでいるコーズウエイベイという町の
これでもか!という位、古いマンションの8階が
わたし達の愛の巣でした。

なんてコト言ってますが、
わたし達の関係が当時
ラブラブ!超ハッピー!だった訳ではありません。

27歳で結婚したわたしですが
それまで東京から離れて暮らしたことがなく
家族と離れたこともなく
香港で右も左も分からない新婚生活は
今から思えば
相当なストレスでした。

しかも夫とは
まあ、お見合いみたいなもので
出会ってからは半年もしないで結婚。

香港・東京と離れていたので
その間デートした回数は
とっても少なかったと思います。

お互いのことを
そこまで分かって結婚した訳ではなかったのです。

そんな状態だったので
夫から当時、何度もなんども言われたのが
「黙ってないで、気持ちを話してくれないと
何を考えてるか、さっぱりわからない」
ということでした。

そう。
わたしは若い頃
結構カモクな女だったんです!笑笑

カッコつけたがりの
自意識過剰オンナでしたね〜

だから、
結婚したからといって急に
夫に気持ちを話す、
ということはなかなかできなかったんです。

そういういきさつでしたから
新婚当初、
夫との揉め事は
そりゃあ、結構多かった!!

日常のイザコザ

典型的なイザコザネタは
ズバリ、食べ物!
妻と夫の食文化の違いで、
よくもめましたね〜

たとえば、
新婚当初、初めて「お好み焼き」を作った時。
私は、かなり張り切って、時間もかけて手間もかけて
我ながら、とっても美味しそうなお好み焼きを焼いたワケです。

「さあ、どうぞ〜
お好み焼き、出来たよ〜!」とルンルンで夫に声をかけると
夫がテーブルに寄ってきてひと言!

「青海苔は?」
「え?」
「青海苔だよ、青海苔」
「あ、ごめん、忘れたわ!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「青海苔のないお好み焼きなんか、食えるかよ!
今すぐ買ってこい!」

って。。。えらい剣幕。

わたしの実家では
もし青海苔がなければ
まあ、それもヨ〜シ!
みたいな環境だったので

この夫の反応には
もう、あ然!
大ショクを受けながら、
近所の日本食を扱っているスーパーへ直行。
(健気な若妻だな〜)

慌てて青海苔を探して、
涙を拭きふき、
自宅に戻った、ということがありました。

その後、どうやってお好み焼きを食べたかは全く覚えていませんが
まあ「楽しい会話」どころじゃなかったコトだけは事実です。

もう一つ、食べ物にまつわるエピソードは
年越しそば問題。

東京育ちの私は、ずっと「盛りそば」でやってきたのに
関西育ちの夫は「ニシン蕎麦」
結婚して初の大晦日に盛りそばを出したら
「こんな、冷たい蕎麦、食えるかよ!」

まあ、わたしの料理の腕がイマイチだった、と言うことは確かですが
それにしても
今から思えば
ひどい言われよう。
かなり傷つく状況、でしょ?

今ではニコヤカな
一見、
住職のような(ホめ言葉です)夫にも
こんな時代があったんですよ〜

夫の 「ご機嫌とり・オンパレード!」

さらに頭に来るのは
夫はそんなバトルの後
自分が私にとんでもないことを言ったという反省から
すぐにわたしに
ミエミエのお誘いを仕掛けてくること。

「あ〜、そういえば、近くに
美味しいタイレストランができたわ〜。
今度食べに行こうか」とか
「そう言えば、前、あの映画
見に行きたいって言ってたよね〜
来週、どうかな」とか。

わたしは夫のヒドイ言い草に激怒しているので
そんな見え透いた言葉に乗るわけがありません。

それどころか、
なんとか事態を修復しようとする
夫の分かりやすぎる言動に
怒り倍増!

「そんな見え透いた手で
なんとかなると思うな〜
言われたこと、死んでも忘れない〜!!!」
という怒りの炎がメラメラと〜!

とにかく黙りこくって、
一切喋らない。
一日中ムスっとして
全身から「拒否拒否拒否!!!」
メッセージを発し続ける。
そんなことが、多々ありました。

そういう中で、
わたしはいつの間にか
「早まった!この結婚は失敗だった」
って思うようになっていったのです。。。

言い過ぎ夫とダンマリ妻

香港でのバラ色の新婚生活を夢見ていたわたしですが、
うまくいかない現実に打ちのめされ
その頃には
体重も減り
身も心もゲッソリ状態。

知り合いも友達もいない状態で
誰に相談していいかもわからず
一人途方に暮れていました。

そんな時、
よく当たる占い師がいる、との噂を聞きつけたわたし。
早速訪ねたその占い師、というのが
ジャジャ〜ン!
若き日の人生薔薇色師匠 (ジンバラ師匠)
だったのです。

ジンバラ師匠
これは、これは、初めまして。
わたしが人生のお悩み必殺解決人
人生薔薇色師匠でございます。
よくおいでくださいました。
本日はどんなご相談で?
若いミキティ

はい。実は。。

私は、夫とのこれまでの経緯を涙ながらに訴えました。

ジンバラ師匠
フムフム、なるほど。
言い過ぎ夫とダンマリ妻。
いかにも、アルアルなパターンですな。

若いミキティ

は?
アルアルなパターンって?

ジンバラ師匠
こんな夫と妻のセット、意外に多いんですわ。
この逆パターン、
ダンマリ夫と言い過ぎ妻の方が
一般的、ではありますが。
ワッハッハ〜
若いミキティ

(ワッハッハ〜って!おい、コラ!)

ジンバラ師匠
お互いに「自分は正しい。
自分の方が優れている」
って確信しているトコロが
ポイントですナ
若いミキティ

ちょっと待ってくださいよ!
夫が悪いのは明白でしょ!
些細なことに
目くじら立てちゃって、
「あれは食べられない、
こんなのありえない!」って
因縁つけてくるのは、夫ですよ。
私は、そんなこと、
一切言ったことないし!

ジンバラ師匠
つまり悪いのは全て、
言い過ぎな夫、
ということですな。
若いミキティ
そりゃ、誰が聞いたってそうでしょ!
ジンバラ師匠
ふ〜む。
では、ミキティさんがその後
ムッツリどっぷり不機嫌の沼に
沈みこみたいだけ沈み込んでいるのも
夫さんが悪いからだ、と。
若いミキティ

そうでしょ、そりゃ!
だって、夫がわけ分かんないこと
言い出さなきゃ、
わたしあれほど傷つかないんだから!

ジンバラ師匠
なるほど。なるほど。
確かにそうです。

だけどどうでしょう。
夫さんが 「あっ、しまった!言い過ぎた!」
と気がついて、一生懸命
挽回しようとしているのに

「わたしは被害者!
こんなに傷つけられたんだから、話なんてしてやらない!」
という態度を続けるのは
「黙る」ことで相手を
メッチャ攻撃してるんじゃないですか?

若いミキティ

なに、それ。
私は夫を攻撃してるつもりなんて
一切ありませんから!

ジンバラ師匠
イヤイヤ、内心、よくご存知でしょう。
夫さんにとっては、ミキティさんのダンマリ、
ものすごい破壊力を持ってるんですよ。

そうやって黙りこまれると、
ミキティさんの気持ちがまるでわからなくなって
完全に
拒絶されたように感じるんですよ〜

それに、実際、ミキティさん。
ジト〜っと黙り込むことで
夫を不安に陥れて
復習してやった!ザマアミロ!
的な気持ちになっていませんか?

若いミキティ

そりゃ、やられたモンは
やり返すし。。。

ジンバラ師匠
それそれ。
そこですよ。
夫と妻はセットもの、というのは。

二人共が、被害者であり加害者である
コインの表裏のようなモノで。

どっちが始めた、とか
どっちが正しい、とか
そんなトコロにしがみついていたって
問題は一向に解決しないのですな。

若いミキティ

。。。。。。

ジンバラ師匠
覚えておいていただきたいのは
ダンマリ妻やダンマリ夫の場合、自分では
「わたしは相手の気持ちを考えずに言い過ぎたり、
怒りを相手に直接ぶつけるような
幼稚な態度は取らない!」
って思い込んでる場合が多いってことです。

でも、実際には無言の圧力で
莫大な攻撃のエネルギーを
相手に撒き散らかしている
っていうことが、結構あるんです。

そうすると、相手の夫や妻は
ダンマリパートナーの攻撃に
反発し
その怒りが突発的に、
「青海苔なしのお好み焼き?」
「大晦日に盛りそば?」

「ありえねえ〜!!」
って形で爆発したりするんです

言い過ぎ夫や言い過ぎ妻は、
結構強いように見えて、
実は
ダンマリ派には太刀打ちできない
トコも、あるんですよ〜

若いミキティ

(クッ・・・なんか、夫のパターン、
正直、そんな感じかも。。。)

じゃあ、一体どうしたらわたし達の状況、
良くなるんですか〜泣

ジンバラ師匠
大切なことは、
自分の日頃の行動パターンを
ちょっと振り返ってみることです。

ダンマリさんの場合、
気持ちを言葉で伝えるのが苦手なので
たとえば
相手が話そうとしているのに、
・プン!とその場を離れしまう。 とか
・話題を勝手に変えてしまう。 とか
・納得していないのに、
ウヤムヤで終わりにしちゃう。とか、

そういう行動が多いんですね。

つまり、もっとパートナーに
ちゃんと心を開こう、と決めないと
いけないのです。

普段から夫に
「もっと気持ちを話してほしい」
と言われていた私。
ジンバラ師匠のこの言葉は
わたしの心に、グサッと突き刺さりました。

相手の「今」を知る

若いミキティ

・・・ちょっと、、なんて言ったらいいのか。。。

ジンバラ師匠
ミキティさん、だけど、こんな状況からは
抜け出したい、とお思いですよね。
若いミキティ

はい、だから解決策、
ぜひお願いします!

ジンバラ師匠
ダンマリと言い過ぎセットのご夫婦パターンは、
ちょっとやそっとのことじゃ抜け出せませんよ。
辛抱・努力・気づき、その全てが必要です。
若いミキティ

はあ。。。そりゃそうでしょうよ。。。

ジンバラ師匠
それでも、頑張ってみますか?

正直、今ならどっちも取れる、って思いました。
夫とはまだ数ヶ月しか一緒に暮らしていない。
ケンカの絶えない香港での生活を捨てて
日本に戻ってやり直すこともできる。
反対に、ここに残って
踏み込んで努力して、夫と一緒の人生を歩んでいくこともできる。

そう考えた時に心によぎったのは
なぜか
夫の優しさ。
まだ知り合って一年も経っていないけれど
二人で積み上げてきた
素敵な思い出
ばかりだったのです。。。

若いミキティ

はい。。頑張ります。ウルウル

ジンバラ師匠
お〜、しおらしい。
今のミキティさん、愛され要素、満載ですな。
若いミキティ

(。。。なめとんのか、コイツ。。。)

ジンバラ師匠
(こわっ!)
コホコホ。え〜まずはですね〜
何と言っても、今のご夫婦の問題点は、お二人共が
幸せな夫婦に必要な「雑談力」に欠けている
っていうことなんですよ。
若いミキティ

え? 「雑談力」?
ちょっとよくわからないんですけど?

ジンバラ師匠
「雑談力」と言うのは、特に目的を持たない
してもしなくてもいいような話をできる力ですね
若いミキティ

そんなもの、必要なんですか?
夫婦にとって重要な話をする、って言うのならわかるけど。

ジンバラ師匠
いやいや、それが一番必要なんです。
たとえば今日会社で何食べた、とか
どこに行って、何を見た、とか
どんな1日だったとか、
疲れたとか、楽しかったとか。

そう言う何気ない会話ができるようになると
「相手の今」が把握できるようになるんです

若いミキティ

相手の今?

ジンバラ師匠
そう。相手の今の気持ちです。
何を考え、何を楽しみにして生きているのか。
苦しいことは何で、不安に思うことは何。
やりたいことは何、我慢していることは何?

そういう部分がわかって初めて
人間として寄り添えるし、繋がり合える、
と思いませんか?

若いミキティ

はあ・・・そんな気もします・・・

ジンバラ師匠
試しに、ミキティさん、夫さんの今の気持ち、分かってますか?
若いミキティ

う〜ん。
はっきり言って、よくわからないかも。。。

ジンバラ師匠
人間は、何を考えているかわからない相手には
イライラしてしまうものです。
反対に、よくわかっている相手には
優しくなれるし、何かあっても大目に見ることができる。

「夫は今仕事が大変な状態だから、
ちょっと我慢してあげようかな」
という気持ちになれたり
「このお好み焼き、青海苔はないけど、
頑張って作ってくれたんだな」
というところまで、想像できるようになる。

それが、雑談力の積み重ねのすごいところなんです。

若いミキティ

。。。なるほど。
黙っていたらダメ、ってことですね。

ジンバラ師匠
夫さんの、大したことない話に耳を傾ける。
へ〜、知らなかった!と面白がってあげる。
若いミキティ

(なるほど!いつも聴いてるふりして、全く聴いてない話題ね。。。)

ジンバラ師匠
そして、
そうなんだ、大変なんだね。とか
いつも頑張ってくれて、ありがとう。とか
ねぎらいや感謝の言葉を返してあげる。

それから
自分の気持ちや出来事も
夫さんと分かち合う。
それがとっても大切です。

人間は毎日毎日
進化し続けていきますからね。
雑談をサボって、
お互いに情報交換をしないでいると
夫婦の溝はどんどん広がってしまいます。

気がついたら、夫や妻の考えていることが
さっぱり理解できない!
なんていうことになりかねませんよ〜
夫と妻のくだらないおしゃべり、
これが幸せな未来への鍵!
このポイントを忘れないでくださいね。

若いミキティ

ガッテン承知!

ジンバラ師匠
あ、ついでにもう一つ。
ダンマリ夫や妻と雑談を始めるのが、
ちょっとハードルが高い、
と感じる時には
相手もわかりやすく、
簡単に共感できる話をすること。

これがポイントですね。

たとえばスマホの写真を見ながら
「あ〜、去年、ここに行ったね。
楽しかったね〜」
「あそこのxxがめっちゃ美味しかったわ。
また今度行きたいね」とか。
自然に心が弾むような会話を
心がけましょう。
音楽を流す、なんていうのもいいですよ。

話すこと自体、あんまり得意じゃない方も
たくさんいます。
そういう場合は、五感をフルに使って
わかりやすくアプローチしましょうね。

若いミキティ

わかりました。
ダンマリ妻は卒業して、私も雑談力を身につけます!

少しづつ夫のことがわかる

それからというもの、
わたしは「くだらない会話にこそ、価値がある!」
ということを肝に命じ
自分から進んで夫と雑談するようになりました。
お散歩しながら。
コーヒー飲みながら。
映画を見た後。

何を話していたのか
明日には忘れてしまうような
小さなことを楽しくおしゃべりしていくうちに
以前よりもずっと
「夫」という人が
分かってきたような気がします。

そしていつの間にか、
夫とのケンカも減り、
笑顔で暮らせるようになりました。

それでもやっぱり時には盛大に
「泥団子」を投げ合う私たち。

幸せなパートナーシップへの道のりは
まだまだ続きます!

まとめ

いかがでしたか?

パートナーと二人で幸せに暮らすには
二人の雑談力をあげることが大切です。
お互いに相手のことが分かってこそ
愛情も深まっていくものです。

そしてトラブルが起きた時には
自分が被害者や加害者的な立場を
取っていないか
客観的に見直してみることも
役に立ちます。

対等に、幸せに繋がるためのこの方法、
よろしければ、試してみてくださいね。

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