「夫は、私に興味がな〜い!」-2

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その後。

わたしはジンバラ師匠への怒りを忘れることはできませんでした。

 

そりゃそうでしょ。

わざわざ暗い森の奥深〜くまでジンバラ小屋を訪ねて行って。安くないお金を払って。わたしに全く興味を示さない夫を変える特効薬をもらいに行ったのに。。。

 

言われたことといったら、

「(妻のちょっとした変化をほめる、っていうのは)そりゃ男性には、難しい」

「どうしても褒めてほしいなら、一回ごとに1000円おこずかいを払ったらどう?」

とか。。。

「舐めとんのか💢」としか言いようがない。

 

1週間経ってもわたしの怒りは増すばかり。

この悔しさを何とかしたい!

わたしは長年の親友を行きつけの店に呼び出し、話しを聴いてもらうことにしました。

 

 

親友

そうか〜。それで、怒ってその場を飛び出した、っていうわけね。

 

A子

そうよ! ちょっとネットで有名だからって、舐めてんのよ。人のこと💢。

 

親友

確かに〜😂。おこずかい ウンヌン、って言われたら、腹も立つよね。

 

A子

そうでしょ!もうド頭に来ちゃってさ。

 

親友

でもさあ。。。

 

A子

何?

 

親友

お宅のダンナが、奥さんに興味を持って褒める様になる、っていうのは。。。かなりハードル高そうだよね。正直。

 

A子

まぁ、ね。でも、そこを何とかするのが、プロだろう!

 

親友

ハッハ〜、そりゃ、そう!

けど、正直、ちょっとびっくり。

 

A子

何が?

 

親友

いや〜、A子が、思った以上に、ダンナくんとのこと、真剣に考えてんだな〜って思って。

 

A子

。。。真剣? 

ナイナイ!ただ、人生、もチョット快適にしたい、っていうだけよ。

 

親友

イヤイヤ、真剣だわよ、こっちから見れば。

ウチなんか、とっくに諦めモードだからね。

 

それから後は、親友夫婦がいかに毎日をお互い思い入れなく暮らしているか、という話しで盛り上がり。。。

 

親友

夫と一緒にどっか行くより、友達と一緒に飲みに行く方がずーっと楽しいし。

夫といると、妙に疲れるのよ。生まれつき、違うリズムで生きてるっていうの?

正直、こんなに合わないとは。自分でもビックリよ😓

 

いつも明るく楽しい親友が、唯一疲れる相手が彼女の夫。

話を聞いて笑いながら、一体結婚って 何なんだ。。。という気持ちが重くのしかかってくるのでした。

 

別れ際に、親友がポッと一言。

 

親友

 A子、お節介かも知れないけど。。。

なんだか、もう一回 ジンバラ小屋に行ってみた方がいいような気がするな〜

師匠に、A子の本音、伝わってないよ、きっと。も一度、ダメ元で。いっちょ、ぶつかってみたら?

 

A子

う〜ん、気が向いたらね〜。

 

と、応えながら。。。考えてみれば、確かにそう。

このまま黙っていても、話は前に進まない。

またあの小屋へ。。。と思ったら、何だか腰が引けるけど、このままじゃ何も始まらない!

わたしは気持ちを固めました。

 

そして運命の朝。

わたしは冷たい雨の降りしきる中、ジンバラ小屋へと出かけて行ったのです。

 

続く

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 A子VSジンバラ!舞台は、ジンバラ小屋へ。どんな展開が待っているのか。。。

書いてる自分が一番、知りタイ〜!笑🥳 

写真は、雨の似合う山小屋。