人間関係とパートナーシップ再生の専門家
家庭や職場で、ギクシャクした関係を立て直す心のアドバイザーとして、セミナー・カウンセリングを行っています。

わたしのこと

二人の子供を持つ専業主婦から39歳で大学教員となる。Temple大学教育学博士課程単位取得。英語教授法をメインに、社会心理学、教育心理学、言語心理学などを学ぶ。１５年以上にわたる研究テーマは「人間の社会化」。人が自分の属する集団に適応し、その社会の文化、価値観やルールを身につけていくプロセスを追求。保育園児童を2年にわたって観察してきた。日本独特の「集団の価値を尊重し、自分を押さえて他者に共感すること」「集団の中できちんと役割を果たすこと」「密着した母子関係」などの文化が、どんな問題を引き起こすのかという視点から ”Inequality in Japan”（日本の不平等）というタイトルで10年以上にわたって大学院生や留学生むけに授業を行い、好評を博してきた。また、人が会話の中でどのように相手との力関係を構築していくかという視点から、教師と生徒、英語ネイティブとノンネイティブのように立場が平等でない場合の会話分析を行い、海外の学会で多数発表している。bit.ly/41Wwmk0

プライベートでは、仕事が波に乗るにつれ夫婦仲が悪化。義父母との関係も「嫁としてのあるべき姿」を巡って暗礁に乗り上げていた時代が10年以上続く。しかし夫の病気をきっかけに、夫婦のコミュニケーションの見直しや家族全体の協力体制を強化、夫と共に幼少期の心の傷を癒すなどの努力を重ねて関係改善に成功する。

良き集団のメンバーであることが求められる文化が、夫婦共に大きなストレスになることを痛感。夫婦が異なる価値観を受け入れ、人間として対等に繋がり、うまく折り合いをつけながら生きる方法こそ今後伝えるべき人生のテーマと確信。教職を辞し、現在は人間関係・パートナーシップの専門家として「こころアカデミー」を夫と主宰。クライアントのケース分析、また自身の経験と知識を統合し、夫婦問題の解消法として夫婦の成長モデルを提唱。心理検査を４００名以上に行い、受講生の9割から「生きやすくなった」と好評の心のセミナーを１０００時間以上開催。24年の教員歴を活かし、取り組みやすいワークやわかりやすいレクチャーを作成し、お伝えしている。