こんにちは!
幸せな人生への案内人・ミキティです。
本日もお読みくださり、ありがとうございます!
今回のテーマは、コレ↓
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家族の役割が、子供から自分らしさを奪う?
子供って、みんな天真らんまん。
自分自身をくったくなく生きる天才。
そんな風に思っていませんか?
でも、両親の仲が悪かったり
家族が、経済的な問題をかかえていたり
家族の誰かが、病気などでつらい目にあっていたりすると
子供は、ある時から自分自身を生きることをやめ
家族を救うために「役割」を演じ始めるんです。
「え〜、家族には、そりゃ役割ってあるでしょ!」
「父親, 母親、長男、長女、おじいちゃん、おばあちゃん・・・」
・・・・・・・・・・・・
って、ことじゃありません〜!
ポイントは、家族に問題がある時、それをなんとかしようとして、子供が自分自身ではない役割を生き始めること。
つまり、家族の問題が、子供から自分らしさを奪う!ことがあるんです。
大人になってからも、生きにくい人生の原因になりがちな
「家族の役割」。
もしも
子育てに悩んでいたり
自分らしく自由に生きられない、と感じていたら
ここに問題のルーツがあるかも。。。
![](https://mikity-eichan.com/wp-content/uploads/2022/08/drawing-1449234_1920-300x207.png)
家族の役割が、子供から自分らしさを奪う!
「家族の役割」とは
家族に問題があり、機能不全に陥っていて
だれかが悲しそうだったり、つらそうだったり
喧嘩が絶えなかったりすると
子供が家族を助けるために
本来の自分じゃなく、役割の仮面をかぶって生き始めること。
家族、って子供がおぎゃ〜と生まれて最初に出会う人々。
そこで学んだ人間関係は、その後の人生のベースになります。
「家族の役割」も
後々の人生に大きく影響すると言われています。
役割を自分自身と思い込んで
「自分はこういう人間だ」と信じて生きてしまうこともあります。
心理学では「役割」には
「義務だからやる。間違った理由で、正しいことをする」という意味があります。
たとえば
「妻の役割として、家族に料理を作る」とか
「夫の役割だから、毎日仕事をする」って思っていると、窮屈そう。
楽しくなさそう〜って、感じませんか?
反対に
「家族の笑顔を見たいから、料理する!今日は、ムスメが大好きなハンバーグだ〜」
「頑張って仕事して、今年は家族でスキーに行くぞ〜 楽しみ!」 なんて風だったら?
そりゃもうワクワク💗
こんな気持ちでがんばって与えると、たくさんの良いものが入ってくる気がしませんか?
愛・喜び・自己肯定感・自己価値など。
人生を成功に導く、大きなパワーを受け取りやいのが、役割じゃなく自分自身として「そうしたいから、そうする」人。
つまり「自分らしく生きている」人です。
反対に
役割でやっていると、受け取るものが少なくなります。
「ありがとう」って言われても「いやいや、妻として、夫として、当たり前のことだから」なんて感じて、喜びを受け取れない。
「自分自身」としてやっている人と同じ事をしていても、ずっと疲れるし、自己肯定感も自己価値も上がりにくくなってしまいます。
やっても、やっても、意味がない様に感じて、疲れ果ててしまうことも多くなります。
人生のデッドゾーンにハマりやすいのが、この役割で生きる人たちなんです。
そんな「受け取れない」人生の一歩になりがちなのが
子供時代に引き受けた「家族の役割」と言われています。
下に挙げた5つの役割が、心理学ではよく知られています。
・ヒーロー(家族のリーダー・希望・お手本になって、家族を支えようとする子)
・マスコット(おどけたり、いじられたりして、家族のムードを上げる子)
・犠牲者(自分は我慢して、家族を底辺で支えようとする子)
・家なき子(自分にエネルギーを使わせないことで、家族を支えようとする子)
・問題児(自分が問題児になることで、家族の問題を見えなくする子)
「ヒーローやマスコットなんていう役割は、やってもいいんじゃない?」って感じるかも知れません。
もちろん、本人も楽しんで、無理なく行動しているんだったらいいんです。
問題は、いつの間にか「役割こそが自分」と信じ
「自分はいつも、そうでなくてはいけない」と自分を縛ってしまうこと。
たとえば、ヒーローの場合。
-勉強ができる
-大会やコンクールで優勝する、など。
トラブルの絶えない家族の中で小さい時からみんなの希望の星・家族の誇りになるんです。
「今はこんなに辛いけど、あなたの将来だけが楽しみよ」なんて
泣いてばかりいるお母さんの生きる拠り所になったりする子。
子供なのに「甘えたい」気持ちをグッと抑え続けて
大人より偉くなって
子供らしさを飛び越えてしまった生き方をするんです。
もちろん、小さい頃からヒーローを演じるメリットもあります。
将来、リーダーシップを発揮して
優秀な上司になったり
チームを上手にまとめたり。
けれど、ヒーローという役割の足かせに気がつかないでいると
-自分はいつも「誰かを助ける人」。
-だから弱音がはけない。
-「疲れた」と言えない。
とか
-問題解決こそが自分の役割と信じているので、なぜか身の回りに問題ばかり起きる。
などということが起こりがちになるんです。
もしもあなたが、こんな状態で悩んでいるとしたら
子供時代の「家族の星」だった経験が、尾を引いているかも知れません。
もうひとつ「この役なら、問題ないんじゃない?」って思われがちなのがマスコット。
マスコットは
-家族のムードメーカー。
-誰かが落ち込んでいると、急に歌ったり、おどったりして、笑わせてくれる
存在です。
本人も楽しいならいいんだけど、
マスコットの別名はピエロ。
本当は辛い、泣きたい時にも我慢して、まわりを笑わせる。
大人になっても、そんな生き方をしてしまうこともあります。
-気遣いの人
-まわりを上手に盛り上げることのできる人
として親しまれることの多い反面
-自分にあまり価値を見出せない
-まわりに頼りにされない
-過小評価されてしまう
など、マイナス面が出てきてしまうこともあります。
犠牲者、家なき子、問題児、の場合も、いろいろな問題が起きる可能性があります。
犠牲者は
「自分さえ我慢していればいいんだ」と感じ
人の踏み台にされるような人生を引き寄せてしまったり。
家なき子は
自分に極力エネルギーを使わせないことで家族を救うので
悩みごとがあっても言えない、話を聞いてほしいと言えない、など
いつも周りに遠慮する様な生き方になってしまったり。
問題児は
本当は「自分が問題になることで、家族を救ってきた」んだけど
どうしても「自分を悪者」と感じて
嫌われ者、変わり者としての人生を生きてしまったり。
このように、子供時代の「家族の役割」を引きずってしまうと
自分らしさを封印してしまい
喜びを受け取りにくくなり
なんとなくいつも疲れていたり
充実感を感じにくくなってしまうことがあります。
もし、あなたが今そんな経験をしているのなら、
「わたしは、家族を幸せにしようとして、がんばって役割を演じていた。
でも、もう無理しなくていい✨
もっと自由に生きてもいい✨✨」って
役割の罠から、あなたを解放してあげてください。
そうすれば、少しづつ
忘れていた自分らしさが、顔を出し始めると思います。
生き生きとした、あなた自身を取り戻してくださいね。
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
皆様が自分らしく輝くための
ちょっとしたヒントになれば、うれしいです。
今回のテーマは「役割」。幸せ生きるための大切なキーワードの一つです。
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