家族の役割が、子供から自分らしさを奪う?

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こんにちは!
幸せな人生への案内人・ミキティです。
本日もお読みくださり、ありがとうございます!

今回のテーマは、コレ↓

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家族の役割が、子供から自分らしさを奪う?

 子供って、みんな天真らんまん。
自分自身をくったくなく生きる天才。
そんな風に思っていませんか?

でも、両親の仲が悪かったり
家族が、経済的な問題をかかえていたり
家族の誰かが、病気などでつらい目にあっていたりすると
子供は、ある時から自分自身を生きることをやめ

家族を救うために「役割」を演じ始めるんです。

「え〜、家族には、そりゃ役割ってあるでしょ!」
「父親, 母親、長男、長女、おじいちゃん、おばあちゃん・・・」

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って、ことじゃありません〜!

ポイントは、家族に問題がある時、それをなんとかしようとして子供が自分自身ではない役割を生き始めること

つまり、家族の問題が、子供から自分らしさを奪う!ことがあるんです。

大人になってからも、生きにくい人生の原因になりがちな
「家族の役割」。

もしも
子育てに悩んでいたり
自分らしく自由に生きられない、と感じていたら
ここに問題のルーツがあるかも。。。

家族の役割が、子供から自分らしさを奪う!

「家族の役割とは
家族に問題があり、機能不全に陥っていて
だれかが悲しそうだったり、つらそうだったり
喧嘩が絶えなかったりすると
子供が家族を助けるために
本来の自分じゃなく、役割の仮面をかぶって生き始めること。

家族、って子供がおぎゃ〜と生まれて最初に出会う人々。
そこで学んだ人間関係は、その後の人生のベースになります
「家族の役割」
後々の人生に大きく影響すると言われています。

役割を自分自身と思い込んで
「自分はこういう人間だ」と信じて生きてしまうこともあります。

心理学では「役割」には
「義務だからやる。間違った理由で、正しいことをする」という意味があります。

たとえば
「妻の役割として、家族に料理を作る」とか
「夫の役割だから、毎日仕事をする」って思っていると、窮屈そう。
楽しくなさそう〜って、感じませんか?

反対に
「家族の笑顔を見たいから、料理する!今日は、ムスメが大好きなハンバーグだ〜」
「頑張って仕事して、今年は家族でスキーに行くぞ〜 楽しみ!」 なんて風だったら?

そりゃもうワクワク💗
こんな気持ちでがんばって与えると、たくさんの良いものが入ってくる気がしませんか?

愛・喜び・自己肯定感・自己価値など。
人生を成功に導く、大きなパワーを受け取りやいのが、役割じゃなく自分自身として「そうしたいから、そうする」人
つまり「自分らしく生きている」人です。

反対に
役割でやっていると、受け取るものが少なくなります
「ありがとう」って言われても「いやいや、妻として、夫として、当たり前のことだから」なんて感じて、喜びを受け取れない。

「自分自身」としてやっている人と同じ事をしていても、ずっと疲れるし、自己肯定感も自己価値も上がりにくくなってしまいます。

やっても、やっても、意味がない様に感じて、疲れ果ててしまうことも多くなります。
人生のデッドゾーンにハマりやすいのがこの役割で生きる人たちなんです。


そんな「受け取れない」人生の一歩になりがちなのが
子供時代に引き受けた「家族の役割」と言われています。

下に挙げた5つの役割が、心理学ではよく知られています。
ヒーロー(家族のリーダー・希望・お手本になって、家族を支えようとする子)
マスコット(おどけたり、いじられたりして、家族のムードを上げる子)
犠牲者(自分は我慢して、家族を底辺で支えようとする子)
家なき子(自分にエネルギーを使わせないことで、家族を支えようとする子)
問題児(自分が問題児になることで、家族の問題を見えなくする子)

「ヒーローやマスコットなんていう役割は、やってもいいんじゃない?」って感じるかも知れません。
もちろん、本人も楽しんで、無理なく行動しているんだったらいいんです。

問題は、いつの間にか「役割こそが自分」と信じ
「自分はいつも、そうでなくてはいけない」と自分を縛ってしまうこと。

 たとえば、ヒーローの場合
-勉強ができる
-大会やコンクールで優勝する、など。
トラブルの絶えない家族の中で小さい時からみんなの希望の星・家族の誇りになるんです。

「今はこんなに辛いけど、あなたの将来だけが楽しみよ」なんて
泣いてばかりいるお母さんの生きる拠り所になったりする子。

子供なのに「甘えたい」気持ちをグッと抑え続けて
大人より偉くなって
子供らしさを飛び越えてしまった生き方をするんです。

もちろん、小さい頃からヒーローを演じるメリットもあります。
将来、リーダーシップを発揮して
優秀な上司になったり
チームを上手にまとめたり

けれど、ヒーローという役割の足かせに気がつかないでいると
-自分はいつも「誰かを助ける人」。
-だから弱音がはけない。
-「疲れた」と言えない。
とか

-問題解決こそが自分の役割と信じているので、なぜか身の回りに問題ばかり起きる。
などということが起こりがちになるんです。

もしもあなたが、こんな状態で悩んでいるとしたら
子供時代の「家族の星」だった経験が、尾を引いているかも知れません。

もうひとつ「この役なら、問題ないんじゃない?」って思われがちなのがマスコット

マスコット
-家族のムードメーカー。
-誰かが落ち込んでいると、急に歌ったり、おどったりして、笑わせてくれる
存在です。

本人も楽しいならいいんだけど、
マスコットの別名はピエロ

本当は辛い、泣きたい時にも我慢して、まわりを笑わせる。
大人になっても、そんな生き方をしてしまうこともあります。

-気遣いの人
-まわりを上手に盛り上げることのできる人
として親しまれることの多い反面

-自分にあまり価値を見出せない
-まわりに頼りにされない
-過小評価されてしまう
など、マイナス面が出てきてしまうこともあります。

犠牲者、家なき子、問題児、の場合も、いろいろな問題が起きる可能性があります。

犠牲者
「自分さえ我慢していればいいんだ」と感じ
人の踏み台にされるような人生を引き寄せてしまったり。

家なき子
自分に極力エネルギーを使わせないことで家族を救うので
悩みごとがあっても言えない、話を聞いてほしいと言えない、など
いつも周りに遠慮する様な生き方になってしまったり。

問題児
本当は「自分が問題になることで、家族を救ってきた」んだけど
どうしても「自分を悪者」と感じて
嫌われ者、変わり者としての人生を生きてしまったり。

このように、子供時代の「家族の役割」を引きずってしまうと
自分らしさを封印してしまい
喜びを受け取りにくくなり

なんとなくいつも疲れていたり

充実感を感じにくくなってしまうことがあります。

もし、あなたが今そんな経験をしているのなら、
「わたしは、家族を幸せにしようとして、がんばって役割を演じていた。
でも、もう無理しなくていい✨
もっと自由に生きてもいい✨✨」って
役割の罠から、あなたを解放してあげてください。

そうすれば、少しづつ
忘れていた自分らしさが、顔を出し始めると思います。
生き生きとした、あなた自身を取り戻してくださいね。



今回もお読みくださり、ありがとうございます。
皆様が自分らしく輝くための
ちょっとしたヒントになれば、うれしいです。

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