「夫は、長年連れ添ったわたしに、全く興味•関心がないのよね!」と思うこと、ありませんか?
美容院に行ってヘアスタイルを変えても。
新しい服を着ても。
初めて作った、かなり凝った料理を出しても。。。
「まるで反応がないのよ!!!」
特に「この髪、結構似合ってるし、なんか若く見えるわ~」とウキウキな時。「おっ、この味!これはかなり美味しい!わたしってプロ?」とルンルンな時。
夫にスルーされたら、頭にきますよね。
『ウキウキした自分がバカみたい!』 『少しは気の利いたセリフを吐いてみろ!何とかならんか、この鈍感ヤロウ〜!!』『こんな夫を改造し、ルンルンな生活を送りたい〜!』
そんな思いの「A子」さんが、ワラをも掴む思いで探し当てたのが、必殺お悩み解決人、「人生薔薇色」(通称ジンバラ) 師匠でした。
A子
ジンバラ師匠!聞いてください!もうやってらんないんです、わたし!
ジンバラ
ホウホウ。何でしょう?
A子
夫の事です。夫は、わたしのやる事にまるで興味を示さないんです。
ジンバラ
そうなんですか。例えば?
A子
新しい髪形とか、服とか、料理とか。結構似合ってたり、美味しかったりしても、基本、何の反応もなし。
ジンバラ
ふ〜む。なるほど。
A子
こっちは、そんな時嬉しくて, なんか張り切っちゃってるじゃないですか~. 夫だって、ちょっと位そういう気持ちを察して「似合うね!」とか「美味しいね!」って言ってくれる位の優しさがあっても然るべきかと。。。
ジンバラ
ウンウン。
A子
そういう小さな積み重ねが、幸せな人生の源、だって思うんですよ。
ジンバラ
確かにね〜
A子
そんなに年中褒めて!って言ってるんじゃないんですよ。たま〜に、でいいから。ちょっと、気の利いた一言を言ってくれれば、頑張る気にもなれるのに。。。
ジンバラ
なるほど。なるほど。おっしゃる通りですね〜
A子
そうでしょ?そこで師匠!夫がちょっとわたしの方を向いて、わたしを褒めてくれるようになる、そんな特効薬、ないでしょうか?
ジンバラ
特効薬。。。と、言われてもですね。。それは、結構難しい問題ですね〜
A子
はあ。。。
ジンバラ
身の回りの小さなことに気を配って、その変化に気がつく、というのは、子供を安全に育てなければならない、女性の得意分野ですからね。
A子
そうかも知れませんけど。でも。。。実際、よく気のつく、優しい男性だって世の中には一杯いるじゃないですか。少しでいいから、うちのダンナにもそうなって欲しいわけなんです。その秘策を教えてもらいたくて、今日は遠路はるばるジンバラ師匠を訪ねてきたんです。
ジンバラ
ふむふむ。。。一番の近道は、まずご自分が変わられることですけどね。
A子
はぁ???師匠、わたしは夫を変えたい!っていうお話で来てるんです。自分が変わりたいとか、そんな話はしてないんです!
ジンバラ
はいはい。まあまあ。確かにそうなんですが。
A子
時間もあんまりないんです。とにかく、すぐ効く秘訣を一つでも教えてください。そうじゃないと、来た意味ないし!
ジンバラ
う〜ん。。。どうしても、っておっしゃるなら〜。
例えば。。。思い切って、こんなのはどうでしょう?一回褒めたら、千円お小遣いアップとか。
A子
師匠!わたし、そんなふざけた提案に付き合ってる場合じゃないんですよ💢💢 もう夫の顔を見るのも嫌!ってなりそうな自分を奮い立たせてここまで来てるんです!
ジンバラ
それは十分わかります。しかしですね〜〜
期待していた答えをくれる訳でもなく、煮え切らないジンバラ師匠。
『全くもう!わたしの貴重な時間とお金を返してよ!!』思わず口に出そうな、そんな思いを押し殺し、わたしは、挨拶もソコソコに師匠の山小屋を後にしました。
雨のショボ降る、肌寒い夜。やっとの事で自宅に戻れば。。。夫はビールとポテチを片手に、ソファに寝っ転がって野球観戦の真っ最中。
「ただいま〜」
「あ〜。おかえり〜」
顔を上げてわたしの方を見ようともしない夫。今日の疲れがドッと出て、思わず苦い涙が一粒。
嗚呼!! 一体わたしはどこで間違ったんだろう。。。
続く。
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A子さんのお話し。これからも続きます!
果たして彼女は、夫が興味を持ってやまない、魅力溢れる妻に変身できるのか〜??
手に汗握る展開です(^_^)!!
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