家族関係やパートナーシップにおいて自分の存在価値を確かめるとっておきの方法とは

過去のブログ
皆さんは
家族の中や
パートナーシップにおいて
自分の存在意義を
見失った経験がありませんか?
 
かつての私もそうでした。
 
でもあることをきっかけに
自分の存在意義に
気づくことができました。
 
すると家族の関係も
パートナーシップも
改善していったのです。
 
今回は、そのことについて
お話ししてみようと
思います。
 
ご興味があれば、
どうぞ最後まで
お読みください。
 
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
目次
1.自分だけが家事をやるのが当たり前
2. 私一人の逆単身赴任生活が始まる
3. 週末通ってヘトヘトになる
4. 自分がやらなくても大丈夫と気づく
5. 私一人が頑張りすぎてた
6. 頑張らない方が感謝された
7. たまには家族をほっておこう
8. まとめ
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
 
 1. 自分だけが家事をやるのが当たり前
 
息子が小学5年生、娘が4年生になるまで、
わたしは専業主婦でした。
当時、
夫はバリバリに忙しい百貨店マン。
休みは平日。
土日祝日は必ず出勤、
という生活。
 
そういう状況だったから、
子供のことも
家事も
何もかも
母である自分一人でやることが
当たり前だったんです。
 
息子がサッカーの試合に行くときも。
よそのお家は、
たいていお父さんが、
車で送り迎えをしていましたが。
 
ウチはいつもワタシ。
今で言う「ワンオペ」
ってヤツですね。
 
よそのオタクが羨ましいな〜
とは思っていましたが、
「まあ、こんなもんだ」
って感じ。
 
ず〜っとワンオペだったでので
疑問も持たず、
毎日ひたすら
忙しく暮らしていたんです。
 
それからしばらくして
ご近所の子供達に英語を教えたり、
大学院に通って勉強したり
その学費を稼ぐために
テープ起こしを自宅で始めたり
大学で非常勤として
英語を週に4日、教えるようになっても。
 
なぜか
夫に家事を分担してもらう、
っていう
切り替えはできませんでした。
 
と言うか、考えたこともなかったな〜
(今のワタシからは
 マヂ、想像も出来ませ〜ん笑笑)
 
まあ、時代ってこともありますよね。
もう25年も前の話。
 
当時は、
お父さん用の抱っこヒモなんてモノも
存在しなかったし。
 
抱っこはもちろん、
子供の世話は
お母さんが当然
ゼ~ンブするもの。
って感じでしたね〜
 
もし
お父さんが抱っこしている姿を見かけたら、
相当な違和感だったに違いない。。。
(今とは、ぜんぜん違うなあ〜)
 
だから、
夫は台所に入ったこともなく。
しかも。
何故か、
娘も息子も
一切家事を手伝うことなく。
 
ワタシはひたすら献身的に
家事も仕事もこなしていたので
ございます〜
 
 
2. 私一人の逆単身赴任生活が始まる
 
ところが、
そんなワンオペ状態の我が家に
晴天のへキレキリが!
 
ず〜ッと非常勤講師をしていた
ワタシですが,
 
ある日、大学から
「専任講師になりませんか」
っていうお誘いが来たのです。
 
当時、神戸に住んでいた私達一家。
その年の4月からは
息子と娘が
東京で大学生になることが決まっていて。
 
「こりゃ、お金がかかる。
どうしよう!」
って
思っていた矢先のお話。
 
もちろん、
二つ返事でOK❗️のお返事を
差し上げたので〜す
 
これだけでも、
ウチにとっては
かなりなビックリニュース!
だったのですが。
 
それに
追い打ちをかける出来事が〜!!!!!!
 
夫に,
「東京転勤!」
の指令が出たのです!!!
 
夫は大丸に勤務していて
本社はず〜ッと大阪。
東京への転勤なんて、
全く考えてもいなかったのですが。
 
この年の一年前に
大丸松坂屋の合併があり
J. Front という新会社になったんですね。
 
その結果、
本社が東京に移り。
夫も、それに従って東京へ転勤!
 
という運びになったわけです。
 
・・・っていうことは。
つまり?
ワタシだけ、神戸に残るって事かい?
夫、息子、娘は東京へ。
ワタシは、単身赴任?
 
いや、なんとなく
逆単身赴任?みたいな感じで。
 
かなり、トホホな感じで
ワタシの人生初の
独り住まい!
家族別れ別れの
生活が始まることになったので〜す。
 
3. 週末通ってヘトヘトになる
 
こんな生活が
始まるに際して、
ワタシは、
自分のことよりも
とにかく
彼ら三人の生活が心配で。
 
できるだけ
頻繁に様子を見に行くべく、
新幹線にも空港にも近い
東京は、
大崎のマンションを借りました。
 
ワタシは
大学で金曜日の授業が終わると、
そのまま
車で神戸空港へ。
 
重いキャリーバックに
教材をいっぱい詰めて
大崎のマンションまで
何度
行ったり来たりを繰り返したでしょう。
 
東京に着く度に、
何かちゃんと
栄養のあるものを食べさせたくて 
(なんという深い愛情 泣泣)
スーパーや八百屋へ買い出しに行き。
 
マンションの狭い部屋に戻れば、
コレまでの人生で見たこともない
ヌルヌルの何かが
生えてきているようなお風呂を洗い
ベトベトの
コンロの油をぬぐいとり
 
日曜の夜になると
「じゃあね」と言って、
また空港へ。
 
空港までは、
毎回夫が見送ってくれたわけですが、
 
電車の中では
「疲れた。しんどい。
もういやだ、こんな生活!」
という
グチと文句のオンパレード。
 
それを聞いてる
夫も辛かったと思いますが、
ワタシもホント、
気持ちがギリギリ。
 
こんな週末を過ごしていたわけですから
もちろん
授業の準備なんか、全く出来ず。
月曜の朝は、
神戸の自宅で真っ青!
 
もうもう
ひたすら
ヘトヘトになる日々でした〜
 
4. 自分がやらなくても大丈夫と気づく
 
そんなこんなで
あまりにも忙しかったワタシは,
ゴールデンウィークで早くもダウン!
東京にも3週間は、
帰れない状況になりました。
 
熱にうなされながらも
 
「あ〜、あの三人、大丈夫かな。
またケンカしてんじゃないかな?
 
(この頃から
夫と娘のバトルは
激しさを増していったのです〜笑笑)
 
お腹すいて、
のたれ死んでんじゃないかな〜」
 
などと、
しっかり者の妻・母としての
使命を生きていたわけです。
 
で、やっとの事で病気も治り,
約1ヶ月以上ぶりの
東京への帰還、
となったのです。
 
マンションのドアを開けるのも、
なんか心配。
 
開けたら
とんでもないもんが
目に飛び込んで来るんじゃないかってね。
 
すんごいレベルの
悪臭の館と化した
無残な姿が白日のもとに
さらけ出されるんじゃないかってね〜
 
ところが。
意外なことに。
 
部屋は結構
きれいに整理されており。
 
台所のお鍋からは
グツグツと炊く
おでんの香りなんかしちゃって〜
(えいちゃんの当時の大好物!)
 
大崎での三人のマンション生活は、
 
掃除当番
食事当番
買い物当番
洗濯当番
 
などの当番制度を作り出して。
 
それなりに
ちゃんと機能していたのでした。
 
 5. 私一人が頑張りすぎてた
 
あれ?
なんか、ちゃうやん?
なんか、拍子抜けやん?
 
それまでは、
このマンションを訪れるたびに
 
掃除
洗濯
買い物
食事作り
 
と、全てを自分の細腕
(二の腕は、タルタルだけども)
でやり遂げ, 
心身ともに
ボロボロに疲れ果てていた
ワタシでしたが。
 
この日を境に
大崎にいても、
心の平安を保てるようになり。
 
授業の準備も
近くのカフェでやってみたりする
余裕が
持てるようになりました。
 
考えてみれば、
コレまでは家事は
「全部自分がやって当たり前」
と思っていて。
 
夫や子供にちゃんと頼みもせず、
それに
なんの疑問も持たなかった。
 
自分が
なんとアホだったことか〜
トコトン思い知った
出来事でした。
 
6. 頑張らない方が感謝された
 
おまけに!
ワタシが
自分で家事や料理をやらなくなって。。。
 
家族の中で
ワタシのポジションが
急上昇!
 
コレまで当たり前に
世話を焼いていた時には
大して
感謝されたこともなかったのに。
 
たま〜に神戸から帰って、
ちょっと
「母の味」っぽいものを作ったりすると。
 
コレがもう。
大絶賛の嵐〜〜〜
 
「イヤ、ママ、料理がうまい!」
「美味しい!
身に沁みる〜!」
などなど。
 
もうワタシ、神?
みたいなところまで、
持ち上げてくれちゃうように
なったんです、
夫も、子供も。
 
そんなこんなで
一年が過ぎ、
 
やっぱり「お母さんは太陽だ〜」
「我が家になくてはならない〜!」
という家族の合意のもと、
ワタシも神戸を引き上げて
東京の大学で仕事をゲット!
めでたく家族四人が
再合流を果たした〜
(パチパチパチ)
という次第です。
 
 7. たまには家族をほっておこう
 
この経験以来、ワタシ
家族を相当ほっておく、
ことにしました。
 
子供達が
幼稚園生、とか小学生低学年、とかだと
やっぱりちょっと
気が引けるかも知れませんが。
 
小学校の高学年なら、もう十分。
お母さんは出かけちゃって、
お父さんと子供達だけで
勝手に食事を作って食べてもらう、とか。
 
中学生で、兄弟がいれば、
二人で
お買い物に行って
何か作ってもらう、とか。
 
もちろん、近くのファミレスに
お父さんと食べに行ってもらってもいいし。
それっくらいだったら、大丈夫ですよね〜
 
それまでは
夜、同僚とお酒飲んで遅くなる、
なんてことも
したことなかったんだけど。
 
この逆単身以来、
東京ではバンバン!
相当飲んで、タクシーでご帰還〜!
ってことも結構やって。
 
海外の学会に
一週間行くからね~
ハイ、あんた達。
さよ~なら。
 
なんて事も、
当たり前になって。
 
前よりずっと
自分の都合で
やりたいことがラクに
出来るようになりました。
 
出かける前に、
あれ買って
コレ作って、
なんて考えることもなくなって、
気が楽〜。
 
そしたら、楽しいし!
飲み会の席で面白かったこと、
海外のお土産話しも、
夫や息子、娘に話したいし!
家族の絆も
前より深まった気がします。
 
今、仕事や家事に追われている
毎日大忙しのお母さん。
実はそんなにガンバラなくても
いいのかも知れません。
 
もっと夫や子供を信頼して
彼らにやってもらうようにすると
家族みんなが成長し
お互いへの感謝の気持ちを
育むようになるのかも。
 
お母さんの愛情を
ご家族がもし
「当たり前!」って思っている
フシがあるようなら。
 
思い切って
「家事をやらない」日を作るのも
いいアイディアかも知れません。
 
自分がアレもコレも
「やらなきゃいけない!」
っていう思い込みを
一度手放してみると、
もっと楽で、
ニコニコ笑顔が増えますよ。
 
そして
いつもニコニコ笑顔のお母さん。
ニコニコ笑顔の妻が、
家族は全員、一番好き!って思います。
 
夫との関係もずっと楽しく
愛情が深まること、間違いなしです。
 
 8. まとめ
 
いかがでしたか?
 
家族のために頑張りすぎると
いつか自分の喜びを見失って
せっかくの家族への愛情が
家族への義務、
に変わってしまうかも知れません。
 
義務でやるお料理や家事からは、
楽しみや喜び、愛情が感じられなくなってしまいます。
 
もちろん、毎日は大忙しで、
仕事から帰って、
バタバタ食事の用意をしなくちゃいけない。
そんなところから100%自由になる!
というわけではありませんが。
 
夫や子供思いのお母さんも、
その思いを受け取る家族も
幸せでいるために。
 
毎日忙しいお母さんは、
ちょっと怠けてラクになること、
夫や子供にもっと任せちゃうこと、

お勧めします!.